ICANN
At Large (一般)メンバーシップ・プログラム
ICANNのAt Large (一般)メンバーシップ・プログラムは、世界中のインターネット・ユーザーが
ICANN の事業活動へ直接参加することを可能にしました。当プログラムは、インターネットのドメイン・ネームと IP アドレスの管理システムに関心のあるユーザーに関連情報を提供し、直接組織の方針決議に参加できるようなシステムの構築を試行しています。
2000年2月25日から7月31日にかけて、158,000人にのぼる
At Large (一般)会員登録が行われ、ICANN の会員勧誘活動は大いなる成功を収めました。このうち、76,000人の会員が9月8日の締切日までに会員資格を有効化する手続きを終了しました。会員登録に関する詳細は、7月31日の発表をご覧ください。
また、会員登録の集計結果は、こちらをクリックしてください。
ICANN の At Large (一般) 会員には、インターネットの技術的機能を統轄する当国際民間機関の理事を選出する、史上初の国際オンライン投票に参加する選挙権が与えられます。
今年度のAt Large選挙における基本的な規定とスケジュールは、7月に行われた横浜理事総会で決議されました。
候補者推薦の期間が終了いたしました。これにより、全27名の候補者が5つの地域から選出されました。このうち、18名は指名委員会に任命され、9名は会員推薦の条件を満たし立候補しました。これらの候補者は、9月9日からQ & Aフォーラムを含む投票者への情報提供と意見交換のプロセスに参加しております。
Q
& A フォーラム
このオンライン投票システムは10月10日まで実施しております。会員権を有効化された一般会員の皆様は、会員番号、パスワード、PIN(個人識別)番号を入力していただき、票を投じることができます。
11月に行われる 2000 年度 At Large メンバーシップ選挙終了後、ICANN
は At Large メンバーシップの構造とプロセスに関する総合的な 調査
を実施します。当調査には、世界中の組織と個人が参加できます。
また関心のある個人は(会員および非会員)、利用者に広く窓口を開き、利用者の声を反映する
ICANN の公正公明な政策立案プロセスに、次の3つの特別サポート組織を通して参加することが可能です: ドメイン・ネーム・サポーティング組織
(Domain Name Supporting Organization)
IP アドレス・サポーティング組織 (IP Address Supporting Organization)
プロトコル・サポーティング組織 (Protocol Supporting Organization)
マークル財団
(Markle Foundation) からの資金援助のおかげで、At
Large メンバーシップ・プログラムは、会員から会費を徴収する必要もなくスムーズなスタートを切ることができました。
ICANNについて
The
Internet Corporation for Assigned Names and Numbers (ICANN)
は、インターネットの技術面を統轄管理するため、インターネット産業、技術、研究分野ならびに一般利用者が中心となって1998年10月に創立された民間法人です。同社は、かつて米国政府が
IANA や他組織に委託していた一連の技術管理機能を新たに監視・監督する機関として発足しました。
ICANNは、特に世界中で統一する必要のある下記のインターネット機能をコーディネートする任務を担っています:
- インターネット・ドメイン・ネーム
- IP アドレス
- プロトコル・パラメーターとポート・ナンバー
さらに、ICANN
はインターネットのルート・サーバー・システムの管理も統轄します。
民間非営利法人である ICANN は、インターネットの安定した運営を確保し、競争を促進、世界中に広がるインターネット・コミュニティーを代表し、民間の力、ユーザーの声を反映した政策をコーディネートしていくことを使命としています。ICANN
は、積極的なインターネットビジネスや組織、個人ユーザーの参加を大いに歓迎いたします。詳細は
http://www.icann.org
をご覧ください。
また、ICANNの事業内容に関する詳細は、こちらをクリックしてください。
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